2001年度 活動方針と活動計画
今年度は舞鶴地域だけでなく京都府の障害児教育にとってとても大きな意味を持つ年になります。
昨年度に引き続いて、私たちの切実な要求を一つ一つ実現させていくために、活動を一層活発にしていくことが重要です。
・ 「府立学校の在り方懇話会」の中間まとめが昨年12月に出されました。その中では、 『現在の通学区域が縮小されるよう、養護学校の配置を見直し、再編整備を計る必要がある。』 『再編整備については、・・・・・、その方法については地域ごとに検討していくべきであると考える。』としています。舞鶴地域といった具体的な表現はありませんし、『再編整備という形を強調し『新設』といったことは出てきていません。「在り方懇話会」は@府立養護学校の配置の在り方、A高等部職業教育の充実、B障害の重度・重複化、多様化への対応、C福祉、医療等との連携の在り方、の四つを検討すべき課題としており、今年度12月を待たずして9月には最終まとめをだしてくるという情報もあります。
・ 京都府教育委員会はこの中間まとめを受ける形で、京都府の予算に『養護学校再編整備計画算定費用』を計上しました。そして、養護学校再編整備プランを12月までに明らかにするようです。
・ 私たちは「舞鶴に養護学校の新設を求める」ビラを作成し、それをこの「在り方懇話会」にも送付しましたが、引き続き親の声、教職員の声、そして地域の声を積極的に届ける事が必要です。
・ 舞鶴市議会においては、昨年の9月議会において『舞鶴に養護学校の新設を求める」請願が出され、全会一致で採択をされました。
・ 京都府議会においては、昨年の12月議会では「養護学校新設」の請願は不採択になりましたが、この3月議会では障害児教育の充実に関して自民党の議員から質問が出されたり、この6月議会でもいろんな会派の議員が質問をし始めています。
城陽市議会や宇治市議会でも舞鶴市議会に続いて「養護学校の新設を求める」請願が全会一致で採択されるというところまで広がってきています。
舞鶴市そして京都府に対して具体的な要求をあげていく事が急がれます。
・ 2002年の4月からは学校完全週5日制が実施されます。実施を目前にした今年は、障害のある子どもにとっての放課後保障の在り方、障害のある子どもをもった親の社会参加の保障などの観点から、障害のない子どもと同等な地域での当たり前の生活をつくっていくために、願いをあげていく事が急がれます。小学校、中学校では障害児学級の新設が進められました(今年度も小学校で1校開設)。2001年度を1995年と比べると、設置学校は小学校では8校→15校(34%→68%)中学校では7校→7校(87%→87%)、設置学級数は小学校では19クラスー22クラス[2000年度は23クラス] (一クラス4.5人→3.0人)中学校では10クラスー12クラス(一クラス4.4人→4.1人[2000年度は3.7人])といった前進を得ています。しかし、まだ一クラスが8名という学級が存在したり、必要な施設設備が充分に整備されていなかったりといった現状があります。
それぞれの学級の現状の交流などを通して、会としても障害児学級の現状をより改善していくために要求していく事が大切です。
・ 昨年度はビラを作成して配布し、この会の取り組みを広く市民に知らせる事を行ってきました。一方で日常的な会員同士の連携などは不十分な面もありました。 広範な人達の理解と協力を得ていき、会員同士の連携も広がっていくようなそんな方法を考え合っていきたいと思っています。